何が変かと言うと最近、全国の高校の1割に当たる

540校で必修科目の未履修が明らかになった問題です。

これは僕が思うには大学の受験科目に無い科目は

はなから勉強せんとその分を受験科目の勉強に当てたら

その分受験に有利になり合格する可能性が高くなる。

その高校の受験生が合格する、その高校の評判が上がる

生徒も学校も得をする その学校への入学生が増える

得手勝手な連鎖がグルグル連なっていく

有名な大学 頭のええ大学に入って その流れで

大きな会社 有名な会社に入ることが 人生の

勝ち組になる最大の条件 唯一の道

その為にはなにがなんでも大学受験を突破すること

その結果が今回の未履修問題を招いた

で、へんなのは救済策である

単位不足で卒業が危ぶまれていた3年生

約8万4000人に70時間の補習を受ける

事で未履修は無かった事として卒業をさせる

やっぱりへんや。

これがもし自動車の運転を教える自動車教習所が

未履修をやったとしたらどないなってたやろう?

もし、看護師を教える看護学校が未履修をやってたとしたら

どうやろ?当然その自動車教習所を卒業して、国家試験を

合格して手に入れた自動車運転免許証は無効になる。

当然その看護学校を卒業して得た看護師の資格は

無効にしてもらわなければ怖くて病院へ行けない。

そしてこの期に及んでもまだこうのたまうのである

「受験を控えたこの時期に

受験に関係の無い科目の補習は負担になり可哀そう」

未履修の生徒には落ち度は無い しかし その一方で

必須科目を全部履修し受験に挑んでいる生徒も居る