時代屋の女房泪橋   著者 村松 友視  

時代屋の女房}銀色の日傘をさし、ピンクのTシャツを着て、

夏の盛りにやってきた真弓が、骨董店<時代屋>の女房として居ついたのは5年前。

その真弓が、4度目の家出をし、6日が過ぎた・・・。

東京の一隅にひそむ、男と女の静謐な愛の持続。

そして、深夜に生気を帯びる男たちの、苦い交流。 (解説より)