2007-07-07 ■ 積読・乱読 たなばた より たなぼたがいいですね。 なんか気持ちばっかしが空回りして 実感が伴わない気分のこの頃です。 引きこもって 本を読んでます。 『聖少女』 三好 徹著 殺人を犯した18歳の少年ときまぐれな一夜をともにした 少女立花英子の不可解な行動・・・・。 無道徳でありながら、一種の爽快な奔放憂さと埋めることのできぬ 空しさをもった少年と少女を生き生きと描いて、現代そのものを鮮やかに 捉えた直木賞受賞の表題作ほか、「背後の影」「汚れ天使」「鋳匠」の 傑作四篇を収録。解説・荻久保泰幸。