2007-10-09 ■ 積読・乱読 『白と黒』 横溝 正史著 平和そのものに見えた団地内に突如、怪文書が 横行し始めた。プライバシーを暴露した陰険な内容に 人々は戦慄!その矢先、団地のダスター・シュートから、 真っ黒なタールにまみれた女の死体が発見された。眼前で 起きた恐ろしい殺人に、団地の中はたちまち大混乱・・・・。 よれよれのセルの袴にもじゃもじゃ頭の名探偵金田一耕助が、 近代的な団地を舞台に展開する鮮やかな推理。 大都会にテーマを求め新境地を開いた横溝正史の野心作!